2017年2月27日月曜日

愛犬への曲

亡くなった愛犬のためだけに弾く曲

今日は、18年間生きたワンコの3回目の命日でした。

3年前に私の布団の中で息を引き取りました。

長年家族の一員として可愛がってきたワンコが
亡くなった時、小さなお葬式をしました。

その時に、ワンコのために
ピアノ曲を弾いてあげました。

ショパンのプレリュード「雨だれ」。

天国にのぼるような美しいメロディ。
雨音の連打が心の涙のようです。

この曲を愛犬のための曲と決めたので、
毎年、命日だけに弾いてあげることにしています。
普段は弾かないことにしました。

小さな遺骨はまだピアノの側に置いてあります。
きっと耳を澄まして聴いてくれたことでしょう。

天国で元気に走り回っているといいな。

自分の曲は何がいいかな。
まだ考え中・・・(^^;)




     

      
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2017年2月24日金曜日

歳を取っても維持できる知能

歳をとっても維持・上昇できる知能もある

   脳科学者の篠原菊紀教授作成のグラフ



90歳で要介護3の父親には認知症が見られます。

日時、曜日はなかなか出てきません。
先ほどまでしていたことを完全に忘れている。
「メシはまだか。」
「〇〇はどうしている?」などと、
同じことを何度も聞きます。

「おしっこは?」と聞くと
「ない。」とおきまりの返事。
でも、オムツの中には尿が満タンに溜まっていて・・・

まるで赤ちゃんのようです。

ところが、新聞をよく見ているので
1面トップ記事を読ませてみると
全文をスラスラと読むことができます。

小学生の算数や国語のドリルを与えてみると
すぐに1冊をやってしまう。
旧漢字を使うから、「一」を「壱」、「読む」を「讀む」
などと書き、面白さもいっぱいです。
「もっと難しいのを持って来い!」と怒られました。

百人一首の書写は達筆で音読も完璧。

複雑なぬり絵もきちんと季節の色、状況を考えて
綿密に色を重ねてぬっていきます。
額に飾りたいくらい上出来の仕上がりでした。

子供の頃から蓄えてきた知識は
認知症になっても消えない・・・

この年齢で国立大学工学部卒のじいちゃんだから
昔は秀才だったのだと思います。
戦後の日本の発展に寄与してきた世代です。

しかし、このミスマッチは何??

実は、知能には認知症になっても消えにくい
結晶性知能というのがあるようです。

冒頭のグラフをご覧ください。
20歳の平均値をゼロとして、
加齢に伴う知能の変化を
イメージ図として表したグラフです。

知能には、流動性知能結晶性知能があります。

流動性知能は、暗記力や計算力、集中力など、
一般に20歳頃にピークに達し、その後は低下していきます。

結晶性知能は、
知識や知恵、判断力、応用力、経験知などの知能で、
20歳以降ぐんぐん伸びます。
大人の頭のよさは歳を重ねるにつれ磨かれていきます。

大学受験などの暗記力や計算力、集中力を
必要とする流動性知能は、
若い時期じゃないと難しいです。

でも、その後の人生経験は
結晶性知能を培っていきます。

たとえ認知症になっても
過去のことは忘れない人が多いように。

認知症が進んで廃人のようになった高齢者に
思い出の音楽(歌謡曲・ポップスなど)を聴かせると
急に過去の出来事を思い出し元気が出たという
研究報告やアメリカのドキュメンタリー映画があります。

中高年の皆さま。

結晶性知能は60歳頃がピークらしいですが、
鍛えればまだまだいけますよ。
お互いボケないように
刺激を与え続けていきましょう!




     

      
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2017年2月18日土曜日

タクシー運転手さんの矛盾

病気ならちゃんとマスクしてください!

先日、父親を病院に連れて行った帰りのタクシーで。

運転席の後ろに
「インフルエンザ予防のため
運転手はマスクをしています。」
と注意書きが貼られていました。

いろいろなお客が乗車するため、
感染予防のためにマスクをされているようです。

そこまでしっかり車内に記載してあるのに
その運転手さんはノーマスク。

私的には別にノーマスクでも構わないのですが、
そのあとがいけません。

運転手さんにマスクの話題を振った時、
その運転手さんは・・・

「インフルエンザが流行っていますからね~
だから運転手もしっかりマスクで
予防しないといけませんね。」

次に驚きの言葉が・・・

「私ね~、数日前に高熱出して
下痢がひどいんですよ~」

「はぁ~?」

「すごく辛いのですが頑張って運転しています。」

「なに~!!」

病気の運転手はマスクしなくていいのかい?
客にうつしてもいいのかい?

特に私は喘息持ちで風邪をひいたら死ぬ思いだし、
父親は高齢者で要介護3、重い糖尿病持ち。

病院の帰りではないですか!!
わかるでしょ!

運転手たちがマスクで予防するなら
自分が病気の時は自らマスクをしてほしい。

病状がひどい場合や感染力が強い病気の場合は
タクシーを運転しないでほしいです。

その運転手さんは下痢気味らしいので、
その手でレシートやおつりいただいてもちょっと・・・

狭い車内にいる間全く落ち着きませんでした。
私は慌ててマスクをしました。
父親はそのまま・・・

その運転手さんも悪気なく言ったのでしょうが、
自分が病気中のことは客に言わないでほしいです。
気分悪いだけ。

世の中には気がつかない人っているのですね。

その場で「マスクしてください!」
と言うべきだったのでしょうか・・・

その数日後、何だか喉に炎症があるのか
気管支が痰で詰まる感じで
何度も息苦しさを感じます。

その運転手さんからうつったのではないと思いますが、
タイミング的にはそう思えてしまいます。

私たちも、風邪を引いたなら
他人のためにマスクをしましょう。
マスクはウィルスを通してしまうけど、
しないよりはまし。
他人への思いやり、気分の問題ですね。



     

      
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2017年2月11日土曜日

訪問看護師さんに感謝

訪問看護を経験して

要介護の両親は病院に通院できないため
家に医師と看護師さんが訪問してくれています。

特に、要介護5で寝たきりの母親は
体の衰弱とひどい褥瘡(じょくそう)があり
その処置に日曜祝日もなく
毎日訪問してくれています。

また、寝たきりだと便通も悪くなるため
母の「摘便」もしてくれます。
肛門から指を入れ便を摘出する医療行為です。
この摘便は、介護士は禁止行為です。

普通の人だとためらうようなことも
看護師さんは嫌な顔ひとつしないで
丁寧にしてくれます。

それも手際よく・・・

昔は3Kなどと言って大変な仕事の代表格でしたが、
今も大変なことには間違いありません。
でも、最近は看護師さんの地位も上がり
専門職として女性がなりたい職業の
上位に位置しています。
最近は男性看護師さんも増えていますね。

在宅医療・介護が増えることによって
訪問看護は今後も増えていくでしょう。

適当に済ましたり、すぐやめてしまう
看護師さんも中にはいるかもしれませんが、
ほとんどは誇りを持って仕事をされていると
感じています。

両親の在宅介護を経験することにより、
病院ではない、訪問看護というお仕事を
間近に見て、感謝の気持ちでいっぱいです。

訪問医師とともに、これからも看護師さんに
誇りをもって頑張っていただきたいと思います。




     

      
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2017年2月4日土曜日

両親のダブル要介護という現実

母親が短期間で要介護5に
父親も要介護3・・・(;O;)

昨年の11月までは歩いていた母(80歳)が
12月後半から急に寝たきりになりました
介護度が一番高い要介護5です。

それまでも骨粗鬆症で腰痛が強くなっていましたが、
転んで大腿骨頸部などにも圧迫骨折がきたようで
強い痛みと全身のむくみで動けなくなりました。

その後はベッドで同じ方向を向いて寝てるしか
痛みを取ることができず寝たきりに。
寝る方向を変えると、痛みと不整脈が出てしまうのです。

医師から入院をすすめられましたが
元来のわがままな性格で、「絶対にイヤ!」と拒否。

仕方なく在宅介護をすることに・・・
ベッドに座ることもできないので寝たまま。
おむつ交換や食事介助だけでも大変です。

そして、同じ方向を向いて寝ているため
床ずれからひどい褥瘡(じょくそう)ができてしまい、
毎日、看護師さんが訪問して
手当てしてもらっています。

褥瘡からバイ菌が入ったら敗血症で
生命の危機になります。

また、寝た状態でいるため
廃用症候群、つまり心肺機能や筋力が衰え
どんどん弱くなってしまう状況になりました。

血中酸素濃度が80%台になったので
現在は24時間酸素吸入です。

2ヶ月前まで憎まれ愚痴をたたいていた母が、
もう別人のように弱ってしまいました。

遠距離なので私が毎日通うことは無理なので、
ケアマネージャーさん、訪問介護ヘルパーさんや
訪問看護師さん、訪問医師の協力を得て
連携プレーをしています。

父親も要介護3なのでこちらも手がかかります。
軽い認知症と常時おむつ状態。
左手足の麻痺と重い糖尿病も。
父は週2日ディサービスに通っています。

要介護5と要介護3の両親の在宅介護は想像以上で・・・
介護費や医療費もかなりかかります。

父親は90歳ですが介護費用は2割負担です。
だから、医療費(訪問医師+薬)と合わせると
父親だけでも半端ない額が請求されます。
そして、ディサービス代も・・・
2人分のおむつ代もかなりの費用になっています。

家の中へは、介護、医療、弁当屋などの人が
入れ代わり立ち代わり出入りしている状態です。
両親とも監視能力がないので
セキュリティなどあったものではありません。

本当は親が病院やホームに入ってくれると
子どもは本当に助かるのですが、
「家がいい。」と言って全く聞かないので
仕方がないとしか言いようがありません。
入居を嫌がる人をホームは受け入れてくれませんし。

誰でも自宅で最期を迎えたいのでしょうが、
周りの迷惑をもっと考えてほしい。

でも、もう周りのことを考える能力が
消滅してしまったのですね。
子どもに戻るという感じ。

私はこのように要介護状態になったら
頭が正常なうちに
子どもに迷惑をかけないように
どこかの施設に入ろうと思っています。
もしくは消えるか・・・

先週から膝が痛くなり整形外科に行ってきました。
変形性ひざ関節症の初期ということで
ヒアルロン酸の注射を打ってもらいました。

明日日曜日は、ヘルパーさんが休みなので
私が1時間半かけて実家に行き、
早朝から晩まで1日中介護の日です。
この手のかかる両親の食事やおむつ交換、
おもらしした服やシーツの洗濯、掃除
猫までいるのでそいつの世話・・・

喘息持ちでひざ痛を抱えながら頑張ってきます。

このブログを見ている高齢者の皆さま。

最近は、在宅介護が盛んに言われていますが、
親が頑固にホーム入居を拒むと
子どもとその配偶者は本当に辛い目にあいます。

子どもの仕事や家庭にも支障が出ますし、
できる限り子どもに負担をかけないような
親になってください。

とはいうものの、ホーム入居すらままならない
ご時世になってきました。
特養は待ち状態でなかなか入れませんし、
老人ホームは高額・・・
在宅介護しかない場合も多いですね。

う~ん、これからの高齢者は
どこに行けばいいのでしょうか・・・
誰に介護をしてもらえばいいのでしょうか?





     

      
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