2016年5月15日日曜日

何故か演歌に惹かれます

何故か演歌に惹かれる私・・・

ここ数年でしょうか、カラオケ大好きでもないのに、
または、そういう世界に生きてきたわけでもないのに、
演歌が聞こえると引き込まれてしまうんです。

子供の頃からピアノを習ってきて、
「ショパンやブラームスが好き」なんて言ってきました。

もちろん、今でもショパンのノクターンや
ブラームスの交響曲が特に好きなんですが・・・

今年の3月まで毎週火曜日午後8時に、人気番組の
「NHK歌謡コンサート」をやっていました。
演歌と懐かしい歌謡曲が中心の番組でした。
チャンネルを変えることなく何気に聴いていました。

今は、いろいろなジャンルの音楽番組に変わりましたが。
谷原章介さんの司会がなかなかいいですね!
新旧どちらも生放送で、臨場感があって楽しいです。

しかし、なぜ、この私が演歌に惹かれるのか?
客観的な自己分析によると、

演歌歌手は歌が上手い
日本語だけで歌詞がわかりやすい
感情が強く伝わってくる
衣装がきれい
日本の旋律が自然と馴染む
テンポが速くなく心地よい

などでしょうか・・・

ラップや速さがコロコロと変わる音楽や
英語がやたらと混じっている歌は
どうも安定感がないというか・・
年齢が進むと、安心感、安定感のある音楽が
好きになるのかもしれません。

そして、画面に歌詞が出るので、
知らない演歌でも、内容がよくわかります。

悲恋、人生、別れ、酒場、祭り、夫婦や母の愛・・・
まあ同じような内容ですが、
若い人にはクサく感じても、人生経験が多くなると
結構、ジーンとくる歌詞が多いです。

島津亜矢の「帰らんちゃよか」なんて
泣けてくるというか・・・
自分も娘を東京に出してから10年。
母親として心に染みる唄です。

どちらかというと、
成功者や金持ち、幸福サイドの目線ではなく、
不幸、貧乏、我慢、根性、夢を追うサイドの人々に
演歌はうけるのかもしれませんね。
気持ちを代弁してもらっているような感覚。

そして、
同じ速さで刻む拍子が脳科学的にも
ストレス解消や睡眠導入にいいんだそうです。

演歌の衰退が進んでいて、
さすがのNHKも3月で番組を改編しました。
多分、これからの世代は演歌をあまり聴かなくなって
いくことでしょう。

ジャニーズに頑張って歌ってもらうといいかも・・・

ただ、演歌が好きでも
「ひろし!!」のコンサートには行かないと思います。
怖いおばちゃんたちに囲まれてつぶされそう(笑)

でも、自分の葬式で演歌はちょっと・・・無理かも。
できれば、フォーレのレクイエムを希望します。
な~んて(^^;)

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