2016年5月6日金曜日

骨密度検査の落とし穴

健康診断などで、
骨密度検査をすることがあります。

普通の検診の場合、
大方は腕か手、または足のかかとで測ります。
X線とか超音波による測定です。

私の場合、若い頃からほとんど腕の測定でした。
利き手の反対の左手で。

結果は、年齢相当で骨密度異常なしでした。
だから、ずっと大丈夫だと思っていました。

ある時、膝の痛みがあり、整形外科に行きました。
膝は少し変形があり痛むということで、
こちらは運動で回復可能な状態でした。

ついでに、
DEXA法というX線とコンピュータによる
骨密度検査を受けました。
この時も左腕でしたが、
結果は、同年齢平均の85%、
若い人の75%くらいで
骨粗しょう症予備軍と言われました。

その後、更年期障害でいろいろ悩んでいた頃、
少し離れた整形外科に行きました。
そこも、DEXA法の骨密度検査でしたが、
測る部位が違いました。

ここでは、横になって足を台の上に乗せて
腰椎や大腿骨頸部、つまり
腰と太ももの付け根の骨の測定をしました。

その結果に唖然・・・

大腿骨頸部が若い人の68%でした。
立派な骨粗しょう症wwwww

「放置すると、高齢期には骨折しやすくなり
手術か寝たきりになる。」
と言われました。

「これはやらせか・・・」

などと疑い、他の病院でも同じ検査をしました。

結局、大腿骨頸部の数値は同じでした。
コンピューターなので超正確でした。

それからは、先生と相談しながら
食事療法や薬物治療をしています。

でも、なかなか骨密度は上がらないんですよね。
運動にも限界があるし・・・

子供の頃から痩せなので、
多分、生まれつき足に負荷がかからない
体形が原因とも思うのですが。

祖母が大腿骨頸部の骨折で
手術しています。

背骨や腰椎や大腿骨頸部が測れるDEXA法
取り入れている病院って少ないんです。
大病院以外だと、なかなかありません。
すご~く高価な機器だそうで、
開業医さんだとなかなか置けないと、
持っている先生が自慢していました(^^;)

簡単な検査で大丈夫と言われても、
一番大事な部位の骨密度の測定が
できない場合が多々あります。

デパートで健康展が開催されていました。
そこで、骨密度(足)を測ってもらいました。

「骨密度は同年齢の100%で大丈夫ですね!」
って検査員の方に言われました。

「あらら・・・(笑)」

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