2016年5月19日木曜日

洗濯物をたたむ作業は9000時間!

★洗濯をたたむ作業に費やす時間

セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ、パナソニック、
大和ハウス工業の3社が、
全自動洗濯折り畳み機laundroid(ランドロイド)
を共同開発すると発表しました。

会社が言うには、一般的な家庭で、一生のうち
洗濯物をたたむ作業に費やす時間は
約9000時間だそうです。

9000時間=375日 
1年間です!

最初は介護・病院向けに販売を開始し、

一般家庭には4年後ぐらいに使えるようになるそうです。
ランドロイドによって375日も自由を得ることができる
というのがうたい文句です。

施設は確かに便利になるでしょう。
人件費も削られますし。
個人でも、共稼ぎや育児、介護中の方、
高齢者などは重宝すると思います。

でも、よ~く解説を見てみると、このランドロイドくん、
1枚平均5〜10分、40枚で3〜6時間以内に
折り畳みが完了します。」だと。

手でたたんだ方が早いって!!
電気代が無駄じゃない?

改良されて、はやくたためるようになったとしても、
一般家庭では、なかなかこれが難しいかも。
家族の人数や、年齢構成、性別、
各部屋に収納する家、しない家・・・
たたむことと仕分け・収納方法はいろいろですよね。

さらに、アイロンをかけるとなると、
たたむ行為以上に、時間がかかります。
特に、カッターシャツ。
これが上手にかけられたら嬉しいですが・・・
ノーアイロンの形状記憶シャツが流行るわけです。

この会社が打ち出した9000時間が平均だとすると、
アイロンがけをしてからたたんで、
きちんと各部屋に収納を行う人は、
その倍はかかっていると思われます。

とすると、
一生のうち約1~2年間は
洗濯物収納作業に従事しているということになりますね。

私が幼児の頃は、多くの家庭が手洗いをしていました。
そして、洗濯機という夢の機械が登場しました。
あの洗濯機の水切りローラーって知っていますか?
私、お手伝いしましたが楽しかったです。

その後、2層式洗濯機、全自動洗濯機と
目まぐるしく進歩しました。

そして、乾燥機付き洗濯機が当たり前となり、

未來の全自動洗濯折り畳み機が登場・・・


★人間は生活のために生きている

しかし、振りかえってみると、
手洗いの時代から本当に幸せになったでしょうか?
確かに便利にはなりましたが、
その時間を本当に有効に使っているでしょうか?

料理の作業だと、買い物や洗い物まで含めれば
一生のうち相当な時間を従事しているでしょう。
洗濯物たたみに1年なら、料理は10年近いかも。

それでも、時間の無駄だとは思いませんから。

結局、「人間は生活するために生きている」と言っても
過言ではないと思います。

仕事や生活、睡眠以外の余った時間を、
個人の趣味や楽しみに使うというのが普通ですよね。

ランドロイドの次の製品は・・・
家中の洗濯物を取りに行き、仕分けして洗濯してくれて、
乾燥して、アイロンかけて、必要な場所に収納してくれる
全自動ランドロイドの開発をお願いします。

テレビのアンケートで、
主婦の労働を賃金に換算すると0円
だと回答する男性が多いと言ってました。
社会性、生産性がないからだそうです。

家事すべてを行う全自動家事アンドロイドができたらいいな。
その時は、主婦の賃金0円って言われても黙ります(^^;)



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