2016年4月6日水曜日

桜と高齢期

桜が満開となりました。
このところお天気がイマイチですが、
花を見ると気持ちがパッと華やかになります。
でも、桜って、きれいだけど・・・
すぐ散ってしまうから、儚い(はかない)ですよね。
何だか桜を見ていると落ち着かない気分になります。
花の最盛期を見ながら、
次の散っていく様子を思い浮かべてしまう・・・

 ♪さくらさくら今咲き誇る
       刹那に散りゆく定めと知って・・・♪
 ♪咲いた花なら散るのは覚悟!
       見事散りましょ・・・♪

散りざまを歌った歌詞もたくさんありますが・・・
まあ、桜の花自身は、咲いている時に
そんな「覚悟」はないと思いますけど(^^;)
見ている側がそう思わざるを得ないような見事な花たち、
そして、花吹雪・・・

でも、だから、価値があるのでしょう。
1年間ずっと咲いていたら、見向きもされなくなります。

「あと何回桜が見られるのか・・・」

人生の後半になると、そんなことを考えるようになります。
人間の高齢期って
桜の花だとどのシーンになるのでしょうか・・・
散る直前?
散ってしまった後?
私は、満開の時期が終わりに近づき、
散り始めた頃のような気がします。

桜吹雪は美しいです。
風に乗って遠くまで飛んでいく花びら・・・
いつかは全部散ってしまうけど、
高齢期も風に乗って美しく飛んでいけるといいですね。

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