2016年4月19日火曜日

聴力低下と子どもの声

このところ、耳鳴りが気になるようになりました。
5年前に突発性難聴を発症して、
左耳の聴力が少し落ちました。

聴力の低下が耳鳴りを起こす原因のひとつだそうです。
蝉が「ジージー」鳴っている感じで、
気にすると結構辛いものがあります。

音楽を聴くと、バランスが悪く聞こえたり、
映画館などの大音量を聞くと、ガンガン響いたりして・・・
耳の不具合は、いろいろなところに不快感が出ます。

老化による聴力低下は、
両耳の聴力が同じように下がることが多いようです。
高齢者には、低めのはっきりした声で
話しかけるといいみたいですね。

高音の感音性難聴の高齢者にとって、
高いキンキンした音や声はかなり不快なものです。

保育園の建設を拒否する高齢者のことが
ニュースになっています。

「子どもの声がうるさくて嫌い。」

こんなことを聞くと、「なんと自分勝手な!」
と皆思いますよね。

「自分だって子供を育てたんでしょ!」
「お孫さんもいるんでしょ!」
「少しぐらい我慢しなさいよ。少子化なんだから。」

と普通は思います。

でも、
聴力の落ちた高齢者にとって、
子どもたちのキンキンした声は、
想像以上に不快感をもたらすのです。

このことは、わかってあげましょう。

大きな声で遊ぶのが子供の仕事。
それを社会が見守るのが大人の仕事です。

何とか折り合いがつけられないものか・・・

声や音の問題をクリアする手立てはないのでしょうか。

将来を担う子供たちや働くお母さんたちが
うまく生きていける社会が今本当に望まれています。

少子高齢化が向かう先は
何が待ち受けているのでしょうか。




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